思春期症候群――
不安定な精神状態によって引き起こされると噂の不思議現象。
高校時代に様々な思春期症候群を発症した少女たちに出会ってきた
“梓川咲太”も大学生になった。
国民的人気女優であり、恋人の“桜島麻衣”と共に
金沢八景にある大学に進学した彼は、
校内で季節外れのミニスカサンタを見つけた。
驚いた。わたしのこと見えてるんだ。
どこかで聞いたような台詞。
思春期症候群をプレゼントしていると話すミニスカサンタは、咲太に告げる。
……わたしはね、霧島透子って言うの
SNSで流行する予知夢、正体不明のネットシンガー、ポルターガイスト、
謎めく現象と共に、心揺れる少女たちとの不可思議な物語が再び始まる。
思春期は終わらない――
登場人物
- 梓川咲太 – 声:石川界人
- 桜島麻衣 – 声:瀬戸麻沙美
- ミニスカサンタ – 声:上田麗奈
スタッフ
- 原作 – 鴨志田 一 (電撃文庫刊「『青春ブタ野郎』シリーズ」)
- 原作イラスト – 溝口ケージ
- 監督 – 増井壮一
- シリーズ構成 – 横谷昌宏
- キャラクターデザイン – 田村里美
- 音響監督 – 岩浪美和
- 音楽 – fox capture plan
- 制作 – CloverWorks
- 製作 – 青ブタ Project
制作
監督の増井壮一は原作小説を読んだ印象としてライトノベルよりも少年文学に近く、「思春期の少年少女の心の悩みを掘り下げていく作品」であると解釈している。増井は「少年少女の青春」「キャラクターのリアルな心情」が原作小説の魅力だとしており、それらを限られた尺の中でどのように凝縮するかを考え、鴨志田との話し合いの末に、「とある少年少女の、青春の一コマ」を丁寧に描くという方針になったと話している。また増井は「麻衣が通学中に浮いている感じがリアル」との指摘に対して、アニメ独特の風景ではなく現実世界でも実際に起きるような映像にしていくことを目標としていると話している。
『バニーガール』放送の2年前に多数決ドラマで本作のキャラクターを担当していたキャスト陣がそのまま本作でも続投となった。桜島麻衣役の瀬戸麻沙美は、アフレコを行っていくうちに麻衣が他人とコミュニケーションを取ることに抵抗がない人間だと感じたとしたうえで、一方で麻衣が咲太に対しては素直な感情を出していると思えたことから「甘えという意味ではなく、強気に出ても咲太は自分のことを嫌いにならないという少しの自信と信頼関係を出せるように演じた」と話している。
主題歌
タイトル不明
各話リスト
- タイトル不明
予告