天気の子

天気の子

話数: 1話

放送期間: 2019-07-19 ~ 2019-07-19

放送曜日・時間: 放送終了00:00:00

ジャンル: ファンタジー,ロマンス

制作会社: コミックス・ウェーブ・フィルム

原作: 新海誠

予告動画: 予告動画を見る

あらすじ

2021年(令和3年)6月、神津島で暮らす高校1年生、森嶋 帆高(もりしま ほだか)は家出し、フェリー「さるびあ丸」で東京にやって来た。ネットカフェで暮らすが、アルバイトにも就けないまま所持金ばかり減っていき、フェリーで知り合ったライターの須賀 圭介(すが けいすけ)の元を訪ねる。圭介は姪の夏美(なつみ)と2人で雑誌に記事を寄稿する零細編集プロダクションを営んでいた。帆高は住み込み・食事付きの条件に惹かれ、そこで働き始める。
その夏の関東地方は、異常気象により長期間にわたって雨の日が続いており、その中、一時的な晴天を呼ぶ「100%の晴れ女」の都市伝説が流れていた。帆高は以前ビッグマックをおごってもらった天野 陽菜(あまの ひな)という少女と、ある事件で再会する。彼女こそが「晴れ女」であり、祈ることで短時間、局地的だが確実に雲の晴れ間を作る能力を持っていた。
陽菜は小学生の弟、凪(なぎ)と暮らしており、2人が経済的に困っている様子を見た帆高は、「晴れ女」の能力で商売をすることを提案し、依頼用ウェブサイトを作成した。「晴れ女」のサービスは次第に評判を呼び、順調に仕事を増やしていった。しかし、神宮外苑花火大会を晴れにする姿がテレビに映ってしまい依頼が殺到したため、休業することにした。
帆高には家族により捜索願が提出されていたことと、陽菜と再会した時の事件での拳銃の発砲が警察に知られたことから、圭介のもとに刑事が捜査に訪れた。これを機に帆高は圭介から退職金を渡されて事務所を追い出されてしまった。それとほぼ同時に、子供2人だけの天野家に児童相談所が介入することが重なったため、互いが引き離されることを恐れた陽菜と凪とともに、帆高は3人で逃げ出した。
逃避行中に異常気象が進み、夏でありながら雪が降っていた。3人はラブホテルに泊まり、インスタント食品やカラオケで一夜を過ごす。一方で能力の代償としてなのか、陽菜の身体は薄く透明になり始めていた。そして「天気の巫女が人柱として犠牲になる」という伝承のとおり、夜が明ける前に陽菜の身体は消失してしまった。
翌朝、ホテルの部屋に警察が踏み込み、凪は児童相談所へ、帆高は警察署へと送られるが、2人ともそれぞれ脱走し、陽菜が「晴れ女」としての能力を得た代々木の廃ビルへ向かう。一方、東京は数か月ぶりの晴れとなった。
警察が追跡している中、夏美、圭介、凪の3人の助けで廃ビル屋上の神社にたどり着いた帆高が祈りながら鳥居をくぐると、彼の身体は遥か上空へとワープし、積乱雲の上に囚われていた陽菜を救い出すことに成功した。2人が神社に戻ると同時に再び雨雲が東京を覆い、猛烈なゲリラ豪雨が街を襲った。圭介、凪、夏美、警察官たちは、呆然と雨空を見上げていた。帆高は再逮捕された後、高校卒業までの期間の保護観察処分を受け、神津島に戻された。
陽菜救出後に降り始めた雨は2年半の間、止むことなく続き、東京の荒川、江戸川下流域の広範囲が徐々に水没していった。2024年(令和6年)の春、帆高は大学進学を機に東京へと再び渡り、陽菜と再会を果たしたのだった。

登場人物

森嶋 帆高(もりしま ほだか) CV: 醍醐虎汰朗
本作の主人公。神津島高校1年生。卒業時は3年3組。
本作冒頭で東京にフェリーで家出した。家出の理由について劇中では詳しい説明はない。家出中であり身分証を提示できないことからアルバイトに就けず、ネットカフェに泊まる日々が続いていた。そんな中、大量の銃器所持で逮捕された犯人・柴田が捨てたとみられる拳銃を拾った。その後、職を探していた陽菜を風俗バイトに勧誘した木村とトラブルになり、衝動的に発砲したが弾は外れた。
圭介に雇ってもらい食と住を確保し、順風満帆な生活を送っていたが、発砲した瞬間が防犯カメラに映り、さらに、家族が行方不明届を提出したことが原因で、警察に追われる身になった。
小説版では「両親」と記述しているページがあるが、小説・映画共に母については詳しくは言及されてはいない。また、後述する高井刑事が婦人警官を伴って陽菜のアパートを訪ねた際に見せた、帆高の入学式の写真には男性と写っているが、彼が父であるか否かについては言及はない。

天野 陽菜(あまの ひな)CV: 森七菜
本作のヒロイン。2006年8月22日生まれ。中学3年生。
代々木に存する廃ビル屋上に鎮座する小さな鳥居をくぐったことで、局地的な範囲を祈りによって一時的に望んだ通りの天候に変化させる能力を手に入れた。しかし、その能力を行使するごとに身体が徐々に透明化していく代償を抱えることにもなった。当初はそのことを自覚しておらず、「100%の晴れ女」業を天職だと考えたほどであるが、後に気象神社の神主が天気の巫女伝承を語る動画を夏美から見せられて気づくことになった。
歌舞伎町のマクドナルドで年齢を詐称してのアルバイト(後に発覚して解雇される)中、お金を使い果たしてひもじそうにしている帆高にビッグマックをおごったことが縁で、彼と知り合うことになった。帆高に最初に出会った時点では14歳だったが、次の誕生日で18歳になると彼に伝えた。
映画のラストシーンでは、制服姿で登場して帆高と再会した。ただし、高校名などについての言及はない。
母の名は「めぐみ(漢字は不明)」。父については言及がなく、一切不明である。

声優

醍醐虎汰朗
森七菜
小栗旬
本田翼
倍賞千恵子
吉柳咲良
平泉成
梶裕貴

主題歌

愛にできることはまだあるかい

挿入歌

風たちの声 (Movie edit)
祝祭 (Movie edit) feat.三浦透子
グランドエスケープ (Movie edit) feat.三浦透子
大丈夫 (Movie edit)

配信サービス

AmazonPrimeVideo,U-NEXT,NETFLIX,TELASA

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更新日: 2025-07-19 05:06:28